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月間M&Aニュース|2024年12月

みなさま

 

お世話になっております。M&A365の森永でございます。

 

 

12月にも、多くのM&Aが発表されました。

この中で個人的に気になったM&A事例をご紹介いたします。

 

2024年は、上場企業へのTOB、上場企業の非公開化も過去最高でしたが、

年末に発表された事例を3つの着目点とともにご紹介いたします。

 

 

日本成長投資アライアンス社、Eストアー社(東証スタンダード)をTOBにより買収

Eストアー社は、1999年に設立され、EC(電子商取引)事業者向けにシステム提供やマーケティング支援を行う企業として成長してきました。

同社は、SaaS型ECサイト構築システム「ショップサーブ」を中心に、幅広い中小規模事業者を支援するサービスを展開しています。

 

 

着目点1:業績好調時の売却。プレミアム49%。

Eストアー社の上場後の業績推移は以下の通りです。

 

2021年以降、コロナ禍によるEC市場の拡大等を追い風に、急成長しております。

一方で、BASE社やGMOペパボ社等の競合が増加や、Shopify社の本格参入など、競争環境は厳しくなっております。

 

他にも事情はあると思いますが、ここが適切なタイミングだと判断されたようです。

プレミアムは、過去3ヶ月終値平均で49%となっております。

 

 

着目点2:ファンドを活用した二段階売却

今回は、まずは投資ファンドである日本成長投資企業アライアンス社がTOBを行い、株式を買い集めた後、BASE社に全株式を譲渡することを発表していおります。

BASE社のTOBによるリスクや財務負担の軽減を、ファンドが担うという形になります。

 

 

着目点3:子会社2社をさらに切り離し。別々に譲渡。

Eストアー社には連結子会社が3社ありますが、うち2社を別々の相手に売却することも同日に発表しております。

本体の二段階売却と、子会社2社の売却を同時並行させるという、大掛かりな計画と交渉が行われていたことが伺えます。

 

 

以上です。今月もよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

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