みなさま
お世話になっております。M&A365の森永でございます。
7月にも多くのM&Aが発表されました。
この中で個人的に気になったM&A事例をご紹介いたします。
買取王国社(愛知)、ベストバイ社(大阪)が運営の関西のリユースショップ等を譲り受け
https://www.okoku.jp/company/ir/pdf/irnews_20240716.pdf
日本のリユース、不用品買取・再販市場の規模は、約2.5兆円と言われております(中古車・自動車は除く)。
10年前の市場規模は約1.5兆円と言われていたので、ここ10年で160~170%ということになります。
また、それに伴い、古物商許可もここ10年で120~130%となっております。
背景には、メルカリやラクマなどのオンラインプラットフォームの台頭や、経済的理由や、環境配慮などが想像されます。
取引されるジャンルは、衣料品と家電製品、家具、ホビー用品などが多いようですね。
M&Aにおいては、2016年以降増加傾向にあります。
図1:日本のリユース、不用品買取・再販市場のM&A公表件数(中古車・自動車除く)
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また、主なM&Aは以下の通りです。
図2:日本のリユース、不用品買取・再販市場の主なM&A
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市場は成長期のフェーズですが、競合が増えるフェーズでもあります。
今のうちにシェア固めが必要なフェーズです。これに伴い、今後もM&Aは増えてくるものと予想されますし、異業種からの参入も予想されます。
以上です。今月もよろしくお願い申し上げます。