みなさま
お世話になっております。M&A365代表の森永でございます。
3月にも多くのM&Aが発表されました。
この中で弊社が注目したM&A事例をご紹介いたします。
先月は、ペット関連のニュースが4件発表されました。
アークランズ社、ペット販売、動物病院のペッツファーストホールディングス社の株式取得
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000144.000082655.html
バディ・ホールディングス社、動物病院運営のディーピーシー社に資本参加
https://www.integralkk.com/wp-content/uploads/2025/02/1b0b0ae0-7c03-402e-833d-8702db49b7d4.pdf
ペットゴー社、ペットメディア運営のFLAFFY社の株式取得
https://corp.petgo.jp/ペットゴーに国内最大級のペットメディアなどを/
名古屋鉄道社、トリミングサロン運営のデジゾウ社の子会社化
https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2024/__icsFiles/afieldfile/2025/03/31/25-03-31petlife.pdf
日本のペット関連市場は、2023年に1.8兆円に達し、コロナ前の2019年前から4年間で+3,000億円(18%)の成長を遂げております。
成長を支えた要因は、コロナ禍によるペットブーム(在宅時間の増加)、高価格帯(プレミアム)商品の台頭、「ペットの家族化」という価値観に伴う保険や医療などの需要の拡大と言われており、現在も年3~5%の安定成長が続いております。
中でも成長が目立つのが、ペットフード、ペットグッズ、動物病院、ペット保険などのペット関連支出です。
ペットフードメーカーにより組織された業界団体の調査では、1か月あたりの飼育費用は犬で平均13,175円、猫で8,289円(いずれも2020年、前年比+4%程度)とのデータがあります。
これは2020年の調査なので、近年では増加している可能性も予想されます。
今後は、ヘルスケアや迷子防止、遠隔ケアというようなIoTを駆使したサービスも増えてくるものと予想されます。
直近5年のペット関連のM&Aは以下になります。
ペット関連業界のM&Aが活発であることがわかり、異業種や投資会社からの買収もあることから、注目度も増している業界といえます。
以上です。今月もよろしくお願い申し上げます。